酒豪こまちです。
...県杜連。
「秋田県杜氏組合連合会」のこと。
その名の通り、秋田県にある酒蔵の杜氏の集まり。
......先日、その県杜連の講習会の一つとして、
杜氏すなわち各蔵の猛者たちが木村酒造に蔵見学に来るという...。
まず見れない、きっとお会いできないであろう人が、
我が蔵に来ちゃう、皆来ちゃうよーってんで、
私し、ちゃっかり張り付いて、一緒に蔵見学しました。ええ。w
案内する我が蔵のスーパー蔵人J氏も何だか緊張気味。
そりゃそうですよね、酒造りのプロフェッショナルに
あれこれ見られるし、質問は専門的だし。w
褒章いただいてる猛者も数名おりますし、
ベテラン杜氏さん、若い杜氏さんなど様々な方がいらっしゃいました。
大変失礼なことに誰がどこの蔵の杜氏さんか分からず、
ただただ見てたのですが、優しい杜氏さんが
「あの人は○○蔵さんだよ、この人は...」と教えてくれました。(*´-`)
なんと!
「福小町ブログ書いてる人?」とお声掛けいただいたりして。
うちのブログ、
見てくれてるんスカぁあああああ!!!
...もっと真面目にやろう、と反省。ww
(といいつつ、やらないのが私。)
酒屋万流。(さかやばんりゅう)
酒蔵が100あれば、100の造り方あり...みたいな意味です。
酒造り!と言いいましても、その蔵蔵で、
こだわりや、工夫はそれぞれです。
大きい蔵は大きい蔵の、小さい蔵は小さい蔵のやり方があり、
原料が同じで同じように造っても、蔵によって味は違います。
だから面白い。
杜氏の皆さんは、とても熱心に見て行ってくれました。
大きな蔵元さんにはカルチャーショックだったかも。ww
「これ何に使うの?」という質問される杜氏さんも。
「え?じゃあ、逆になに使ってるんですか?」と聞き返してしまいました。
うちでは当たり前のことも、他では違うんだなーと感じました。
自分が欲しい設備をひたすら写真撮ってる杜氏さんも。w
我が蔵に入ったばかりの新しい設備を見て、
「これはこーやって使うといいよー」「こんな使い方もあるよ」とか教えてくれたり。