酒豪こまちです。
11月も終わりだねぇ。しみじみ。
ブログは更新しなくとも、日々仕込みは進んでおります。ハイ。
でも今日はたまたま仕込みが無いとゆーことで、
蔵人さんたちは、冬囲いをしてもらいました。
真冬となると、一階部分埋まりますんでね、こんな感じで↓
そりゃあもう、ガッツリ囲いしないと、窓突き破ってきますからね!!
さて、今日はボジョレーヌーボー解禁日ですね。
「ヌーボー」とは「新酒」という意味ですよ?知ってました?
...てなワケで、
福小町ヌーボーはですね、
12月3日に解禁となります!!!!!
正しく言うと、12月3日に出荷開始ですので、
酒屋さんに並ぶのはちょっと遅いかもしれません。
とにかく、是非飲んでみてください!!!
ちょっと、真面目な話をしますと...
日本酒を製造している酒蔵は年々減少しています。
戦前の昭和15年頃、全国に約7000蔵あった酒蔵は、
昭和30年頃には4000蔵に減少しました。
これが戦後のピークで、年々下がり続けてます。
そして昭和60年頃は2500蔵に...。
平成22年で1600蔵です。
毎年50蔵ほど廃業していることになります。
オートメーション化され大量生産できる大手の酒蔵や、
製造数は多くなくとも、地酒に力を入れている中堅クラスの酒蔵、
入手困難なくらい人気があるレジェント級の酒蔵、
全国には色んな酒蔵がありますけれども、
30年後、どれくらいの酒蔵が存在してるでしょうか?
それを考えると不安でなりませんね。
日本酒を飲む人が減れば、酒蔵も減ります。
それは当たり前のことですよね。
市場の求める酒、飲み手の求める酒、
美味しい酒を、どれだけ追及して造れるか...。
お酒は嗜好品です。人の好みも様々です。
でもその先にあるものを常に意識して、
新しいこと、人のやってないことにチャレンジしていければ
生き残れるのかなぁ~?なんて思ったりしてます。(個人的に)
皆がやってる安全パイ、人が通った楽な道をゆけば、
後退はしないかもしれません。でも前進もしてません。
そこ留まっているだけかも。うーん。悩。
とっても真面目な酒豪こまちは、
常日頃から日本酒業界の事を考えておりますよ。ええ。
...そんなわけで!!!!
悶々と考えててもしょうがない!!!!
日本酒の明るい未来のために、
福小町ヌーボー飲んでね~ッッ♪
(押し売り)
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