扉のむこう

酒豪こまちです。

 

週末、雨が降ったりして、積もった雪も少し消えましたが

残っている雪が相当重くなっていて、それはそれで大変という...。

 

今季の仕込み始めから、休みなくで働いていた蔵人さん達も

ここに来て疲れが見えてきました...。

全力で仕込みを続けつつ、今年は雪も多いので、

雪下ろしなんかで相当疲れていると思います。

そんなわけで、風邪ひきが数名おります。

皆でフォローしつつ、何とか無事に乗り切りたいと思ってます。

酒豪こまちも、仕込みのお手伝いしたい!!

是非ともさせていただきたい!!

隙あらば、自分を売り込みしていきたいと思います。えぇ。

(...え?仕事しろ?)

 

さて、この間、麹室にお邪魔して、

その先の扉の向こう側を探検してみたのですが...その続きを。

P1050318.JPG

...と言っても別に大した話じゃないんですけどね。笑

 

扉を開けると、すぐ左手に麹屋さんの「仮眠室」があります。

「撮影NG」ですので、写真はありませんが、

広さは六畳くらいかな?ベッドが二つ置いてありました。

麹屋さんは二人いますが、交代で数日泊まり込んで、寝ずの番をするのです。

昔から酒造りは「一麹(いちこうじ)、二酛(にもと)、三造り(さんつくり)」と言って、

麹の出来で、その酒の味が決まると言われるほど、最も重要視されている作業です。

 

先日も、純米大吟醸の留添えがあったのですが、イケメン蔵人S君が、ほとんど櫂入れ(かきまぜる作業)しなかったので、「なんで全然かきまぜねーの?」と聞いたら、「麹屋さんがいい仕事をして最高の「麹」を育ててくれたので、大吟醸クラスに関しては、僕は余計なことしないようにしてます」と言ってました。

P1050304.JPG

「櫂でつぶすな、麹でとかせ」と、

イケメン蔵人が言うとりました。

 

ぉおおおおおお!!!!!

名言デタタタタ━━━(((((゚(゚(゚(((゚∀゚)))゚)゚)゚)))))━━━!!!!!!

 

この言葉を聞いたとき、

私はイケメン蔵人の成長を感じたのであった...。。゚+(σ´д`。)+゚

 

.........さて、相当話がそれましたが...。

そんな感じで「仮眠室」がありまして、

その先は何も使ってないスペースあり、ほぼ物置き。

昔の機械などもあり、歴史を感じさせます。

P1050321.JPG

そこに大きい木樽があったのですが、

この中には砂利や石が詰まっていて、

なんと昔、水を濾過するのに使っていたそうです。

だから、宙に浮いたように高い位置に置いてあるんだァ!!

 

窓の外を見ると、ここは三階にあたるので

屋根に積もった雪が見下ろせました。

P1050317.JPG

 

ウロウロしていると、下の階から蔵人さんが

「そこで何やっでらぁ~、まぁだ取材してらなぁ~」と声が...。

P1050323.JPG

下にも行ける階段があり、そこは洗米場でした。

P1050322.JPG

 

ちょうど、お米を洗っていたので見せてもらいました。

酒造好適米で「吟の精」というお米です。

P1050294.JPG

・・・っていうか、手が...手が冷たそう...((゚Д゚ll))ガタガタ

P1050295.JPG

...と、こんな感じで一回りしてみました。

 

しかし、この蔵にはまだ、我々の知らない未知の領域がある。

「酒豪こまち探検隊」の挑戦はまだまだ続くッッ!!!

 

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