酒豪こまちです。
最近、天気が悪く、日に日に冬が近づいてきてる予感がします。
匂いでわかりますね、冬が近いってのが。
今年は「暖冬」らしいのですが、あまり信用してぬか喜びも嫌なので、
昨年並みの「豪雪」と覚悟しておきます。
さて、朝晩の冷え&日中もそれほど気温が高くないということで、
いよいよ仕込みのはじまりです。
まずは、仕入れたお米の洗米から。
一番最初の洗米は、12月初旬にできあがる
「しぼりたて」や「にごり酒」の洗米です。
洗米は、キチンと時間をはかってやります。秒単位です。
お米はあっという間に、水を吸いますので、スピードが要求されます。
「今年のお米はどうですかー?」と聞いたら、
「粒が小さいし、硬いな~ぁ」と言ってました。
夏の水不足の影響で、
全体的に米粒が大きくなれず、
硬くできあがったようです。
小さい米粒を、さらに磨いて使うわけですから、
一つ一つの作業が、お酒の出来上が大きく左右します。
洗米を見つつ、すでに今年の「しぼりたて」が楽しみな私。
蔵人さんは時計と、にらめっこしてます。
洗米が終わったお米は、しばし休憩。
明日の蒸しに備えます。