酒豪こまちです。
やっと・・・やっと、
春らしくなってキターーー!!!!
東京ではもう桜が咲いているんですね。
例年ですと、ゴールデンウィークあたりには
こちらも満開のはずですが、今年はどうかな~??
桜が咲いているとはいえ、
『花見』は自粛ムードですね。
公に自粛しなくとも、
個人的に気が乗らない・・・というか、
被災地の事を考えると・・・・酒飲みなんて・・・と
思う方は多いかと思います。
蔵元にいる私だって、そう思うことがあります。
でも、あと数日で震災から1ヶ月を迎えます。
前を向いて進まなければ・・・と思う今日この頃。
昨日の朝、劇団四季がミュージカルを再開、というニュースを見ました。
『僕らの仕事は生きていくうえで必要ないかもしれないけど、
人々の心の停電に、ろうそくの火を灯すことはできる』と、
劇団の方が言っておりました。
んだっ!
その通りだぁあああ!
『お酒』だって人が生きていくうえでは、
別になくても良いものかもしれません。
でもお酒を飲んで、心が癒される人もいるんだ!!!
東北の酒を飲んで、日本を元気にするのだ!と、
朝から一人でメラメラと燃えておりましたが、
ちょうどその夜、
私の携帯に友人のメールが届きました。
その友人は、
宮城県石巻市に住んでいて地震に遭い、
今は地元の秋田へ避難してきたのでした。
『被災地で旦那は毎日一人で
仕事を頑張っているんだけど、
娯楽が無くて、酒を送って欲しがって・・・。
福小町のお勧めは何がある?』という内容でした。
うおおおおおおおおおお!
酒で良ければ、酒で良ければ、
どうか送らせてくれ。
どうか飲んでくれ。
今、被災地には生きるのに必要な最小限のものしか無い。
先のことを考える余裕も、気を紛らわす娯楽も無い・・・。
お酒が一時でも喉を潤し、心を満たしてくれれば・・・
蔵人として、これに勝る喜びはございません。